交通事故被害者ホットラインNASVAに電話したところ、事故対応の損害保険の問い合わせ窓口として
損保ADR | |
電話番号 | 0570-022-808 |
受付時間 | 平日:9:15〜17:00 |
を紹介されたので、質問したこと、聞いたことの備忘録です。
結果、期待したほど進展はしませんでした。
ちなみに、NASVAで他に紹介されたのがこちら。
県の事故相談所
054-202-6000
平日9:00〜16:00
弁護士への相談
0570-078-325
平日:10:00〜16:30
とりあえず、時間的に夕方遅かったので損保ADRに電話してみることに。
Contents
相手が自賠責保険のみの加入だったら?
自賠責保険で保障してもらえるのは、治療費のみ。
物損の場合は、自賠責保険では適用外なので、相手方個人に支払ってもらうしかない。
僕の場合は、自転車が大破しましたが、それを弁償するとなったら自賠責保険からは出ず相手方本人が支払うしかないそうです。
相手の支払い能力がない時は難しいのですが、裁判をして認められれば、相手の給与から差し押さえすることも可能だそうです。
相手方と連絡がつかなくなった時の3つ対応
相手方と連絡が取れなくなった時の対応はこの3つ
- 職場に連絡(職場がわかれば)
- 住居に訪問(住居がわかれば)
- 小額訴訟
1.職場に連絡する
一応、話は聞いてくれることが多い。
どれくらい連絡が無かったら職場に踏み込んでいいかの目安としては、だいたい連絡が途絶えてから1週間くらいは待つ方が無難。
ただ、雇用主とはいえ事故を起こしたのは個人の問題なので、受付の人に苦情を言うなど失礼のないように。
まずは人事の方をお話するのが良い。
もしかすると、今後少額訴訟の結果によっては、給与から差し押さえの手続きをするなど、嫌なお付き合いもあるかもしれない。
2.直接住居に行く
職場に連絡してもダメな場合は、家に直接行くのも手らしい。
ただ、その時に注意したほうがいいことが2つ
- 事前に何らかの方法で連絡する(留守電など)
- 保証人となる第三者と一緒に行く
特に、一人で行ってしまうと
不法侵入とかで逆に訴えられる可能性もあるので
絶対に二人以上で行くこと
なんか怖いし、危ないし。(相手としても怖いと思うけど)
3.少額裁判(訴訟)
少額訴訟とは、60万円以下の支払いを求める場合のみ使える訴訟。
特徴を簡単にまとめると
- 1日で終わる
- 弁護士不要
- 全て込みで費用が10000円以内で可能
- 簡易裁判所で手続きできる
- 判決によっては強制執行(給料や預金から取り立てる)が可能
という、プチ裁判みたいなもの。
なんだこの俺のためにあるような制度・・・。
判決が認められさえすれば、司法の力で強制執行までしてくれるのは心強い。
損保ADRの対応や感想
なんかまあ、お役所仕事って感じだった。(担当:F田さん)
なかなか話が進まず、担当の方も「うーん、うーん」と唸るだけで
電話代だけがかさんでいきました。
(難しい案件だったのかも?)
22分電話して30秒20円なので、880円もかかった・・・
弁護士に相談しても、相談料無料なので、
民間の弁護士に電話した方が早いかもしれません。
結局、一番面倒見てくれたのが警察の事故受付係の人だったので、
あまり期待して電話しないほうがいいかもです。